なぜ医食連携が必要なのか
医療と食事を切り離して考えることはできません。当院では「食育」をテーマに、定期的に食育講座などを通じて、医療と食事の両面から健康づくりをお手伝いしています。
「食育」とは、体に良い「食」を学び、選ぶ力を「育てる」教育のこと。つまり、子育ての基本であり、しつけの分母です。明治時代の後期まで、「食育」は育児の五育のひとつとして重視されていましたが、やがて「食育」は軽んじられ、学校教育に体育はあっても食育は存在しない状況です。
NPO法人日本食育協会会員
上級食育指導士
加藤 真理
プロフィール
- 1993年
- Special Health Seminarに参加
- 2005年
- WHO(世界保健機関)に表敬訪問
- 2009年11月
- NPO法人 日本食育協会会員
- 2012年8月
- World Health Academy(IN アメリカ)に参加し、元アメリカ上院議員ジョージ・マクガバンより宣言書を授与される
- 2015年
- 上級食育指導士認定取得
現在も小学校PTAや児童館にて食育活動を行っている
育児の五育
明治36年の人気小説「食道楽」(村井弦斎著)に次のように記されています。
「小児には徳育よりも知育よりも体育よりも食育が先き、体育、徳育の根源も食育にある」
口に入れるものや知識を得るためにお金と時間を使うことは未来の自分につながります。食べ物、食べ方により健康にも病気にもなります、病気になるとお金がかかります。同じお金がかかるのなら、健康であるための使い方をされてはどうでしょう?(予防のため)
お金があっても買えないのが健康と言われています。健康はすべての土台です。加藤接骨院では、健康維持のお役に立てると思い、コロナ前に20回の食育講座を開催してまいりましたが、講座再開のご要望もあり、形態を変えて新たに調味料講座として開催することにいたしました。
調味料講座:開催の目的は健康な人を作ること
本物の調味料を知ることにより、添加物、化学調味料を避ける、調味料によっては病気になる可能性があると考えます、安心して使える調味料の選び方をお伝えし、講座でご案内した調味料を使ってランチを受講生の皆さんと一緒に作ります。
私たちの体は食べたものでしかできていません。外側だけでなく、体力、免疫力、回復力など、内側の働きも食べるものからできています。野菜をオーガニック、無農薬、肉や魚は天然、また餌まで考えて食材を選ぶとしたらどれぐらいお金がかかることでしょうか?
それよりも、毎日使う微量な調味料を見直すところから始めてみてはいかがですか?男女を問わず、年齢関係なく、お子さんは小学生から全回お申し込み後ご入金はその都度も可、ご希望回のみ参加も可です。
子供たちが大人になっても健康でいられるよう、ご自身の人生が豊かであるよう、食育講座で学んでみませんか?ご参加をお待ちしています。
小学生4年生の1割が生活習慣病予備軍
2014年、香川県で小学校4年生約8,000人の血液検査が行われ、肝機能、脂質、血糖の検査で1つでも異常値を示した人が約800人(1割)もいたそうです。10歳前後という幼い年齢でこうした状態とすれば、大変な時代がやってきます。
子どもの頃から好きなものを好きなように食べていると、働き盛りの40代50代に、心筋梗塞や糖尿病など生活習慣病になる恐れがあります。
(2015年8月3日 読売新聞の記事より)
食育講座
医療保険制度がないアメリカでは、見識者の間では体に入れるものに投資すると言われています。また「健康を失くすと、すべてを失くす」という言葉があります。
食の欧米化が進み、医療費が40兆円を超える超高齢化(超少子化)の日本でも、身体への投資は不可欠となっていくでしょう。
上記を合言葉に、当院では定期的な食育講座を開催しています。
食育講座では、添加物や保存料など食のさまざまな問題をお伝えします。
食育講座開催については、こちら(PDF)を
ご覧ください。
食育講座/過去のテーマ
- 第1回
- 2015年12月14日「食べるとは」を考える
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室 - 第2回
- 2016年1月26日食育とは身体に良い「食」を学び、選ぶ力を育てる教育
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・食育の重要性(今の日本の食育事情)
上級食育指導士 加藤真理
・宇宙の中の地球とヒトの進化
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第3回
- 2016年3月13日超長寿社会を迎え子供から高齢者まで食育が必要になってきた。
まず家庭の食事を見直そう
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・栄養素と砂糖の話
上級食育指導士 加藤真理
・歩行の大切さ
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第4回
- 2016年5月15日第82回アカデミ-賞 長編ドキュメンタリ-部門ノミネ-ト
「フ-ド・インク」鑑賞会※農業全体が巨大企業になってしまった異常な食事情。何故、価格にこれほど差があるのか? 開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室 - 第5回
- 2016年7月24日身体に良い食事、脂・糖について
開催場所:
名古屋市守山文化小劇場
小幡アクロス会議室
・脂肪の落とし穴
上級食育指導士 加藤真理
・熱中症について
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第6回
- 2016年10月16日今の食生活では健康が維持できない
開催場所:
名古屋市守山文化小劇場
小幡アクロス会議室
・脂について
上級食育指導士 加藤真理
・栄養素
山田優子
・人の身体とア-チの重要性
加藤接骨院院長 加藤彰一
・外国から見た日本I
(ウィグル自治区)サイビヌル・イドリス - 第7回
- 2016年12月4日心と体の健康
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・下町ロケットでおなじみの植松努さんの
「あきらめない人が1人でも増えるため」を映像にて紹介
・認知症と食べ物の関わり「どんな食べ物が脳にいいの?」
上級食育指導士 加藤真理
・トランス脂肪酸の正しい理解 東海学園大学 健康栄養学部
管理栄養学科講師 五藤周一先生
・認知症予防のための身体へのアプロ-チ
「生物の進化と下肢形状の変化」
加藤接骨院院長 加藤彰一
・外国から見た日本II
「日本とウィグル自治区の食の違い」
サイビヌル・イドリス - 第8回
- 2017年2月5日
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・食品添加物の秘密Ⅰ
上級食育指導士 加藤真理
・よくわかる栄養素Ⅲ
山田優子
・ヒトの進化から見た乳児への対応
加藤接骨院院長 加藤彰一
・外国から見た日本III
(ウィグル自治区)サイビヌル・イドリス - 第9回
- 2017年4月9日
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・食品添加物の秘密Ⅱ
上級食育指導士 加藤真理
・野菜の持つ本当の力
東海学園大学 健康栄養学部
管理栄養学科講師 五藤周一先生
・よくわかる栄養素Ⅳ 知っておこう身体と栄養素
山田優子
・ヒトの進化から見た学童期の子供達へ
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第10回
- 2017年6月4日
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・五大栄養素(タンパク質について)
上級食育指導士 加藤真理
・手作り豆腐にかける思い
遠藤睦
・ヒトの進化から見た青少年期の身体の理解
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第11回
- 2017年8月6日(日)12時30分〜
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・夏こそビタミン・ミネラル!
上級食育指導士 加藤真理
・無農薬米にかける人生
西土弘子
・ヒトの進化と胸郭の役割
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第12回
- 2017年10月1日(日)12時30分〜
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・人の身体は脂で出来ている
上級食育指導士 加藤真理
・胸郭の役割の復習と膝の痛みについて
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第13回
- 2018年1月14日(日)12時30分〜
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・普段食べている菓子パンと油脂を学ぼう
上級食育指導士 加藤真理
・膝の痛みの復習と血行について考えてみよう
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第14回
- 2018年3月4日(日)12時30分〜
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・ハムについて正しく学ぼう
上級食育指導士 加藤真理
・100歳まで元気に! 体幹トレ-ニングの効果
柔道整復師 倉田貴仁
・血行の復習と頸について考えてみよう(前編)
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第15回
- 2018年5月27日(日)13時〜
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・患者力、節約バックの実体験、血液の質と食べ物について
上級食育指導士 加藤真理
・自分を明らめ、他人を明らめ明るく前向きに生きる
~個性心理学(動物占い)を使ったこころの健康のアドバイスI
(株)シ-エフピ-ティ 大島理喜男
・頸について考えてみよう(後編)
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第16回
- 2018年7月22日(日)13時〜
開催場所:
守山スポ-ツセンタ-会議室
・牛乳について(前編)
上級食育指導士 加藤真理
・自分を明らめ、他人を明らめ明るく前向きに生きる
~個性心理学(動物占い)を使った健康のアドバイスII
(株)シ-エフピ-ティ 大島理喜男
・消化と酵素
元 東海学園大学 健康栄養学部管理栄養学科講師 五藤周一
・手指の運動療法・日常の生活アドバイス・熱中症の正しい理解
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第17回
- 2018年11月25日(日)10時〜
開催場所:
ケ-ブルテレビ 尾張旭支店 会議室
・急な病気による生活の変化の中でいろんな気付きがあり
どうすればならないようになるかの食育講座
上級食育指導士 加藤真理
・9月からの自らの心臓手術体験をもとに今一度「生きる」を考える講座
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第18回
- 2019年1月27日(日)10時〜
開催場所:
ケ-ブルテレビ 尾張旭支店 会議室
・「病からのメッセ-ジ・脂についての理解」
病にはなったけれどもやってきた食育の正しいことの証明を指導士と
家族からの目線で見る
上級食育指導士 加藤真理
・「生きる2・頭部打撲についての正しい処置」
心臓手術体験を元に深く心臓疾患の理解を深めて生活に生かす
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第19回
- 2019年3月31日(日)10時〜
開催場所:
ケ-ブルテレビ 尾張旭支店 会議室
・「たんぱく質・抗酸化の食事日常の生活から~」
人の身体にはタンパクが重要であり、身体はカルシウムの骨以外は
全てタンパクと水でできている、正しいタンパクの摂り方
上級食育指導士 加藤真理
・「心臓の理解と頭部打撲から頸椎損傷について(後編)」
心臓の働きとエコノミ-症候群の正しい理解、人の身体とア-チ構造
の重要性(マッサ-ジに潜む危険性)
加藤接骨院院長 加藤彰一 - 第20回
- 2019年5月12日(日)10時〜
開催場所:
ケ-ブルテレビ 尾張旭支店 会議室
・「添加物の理解と戦い、何を避けるべきか?」
子供たちを守るためにどんなことに気をつけたらよいのか?
上級食育指導士 加藤真理
・「心臓の復習と頚椎損傷と尾骨の大切さ」
いらないもの、余分なもの、退化したもの、
こんなように思われていた尾骨と生物とのかかわり
加藤接骨院院長 加藤彰一
正しく身体を知ろうをテーマに、身体の疑問に答える院長コ-ナ-もあります。
食育指導講座「BODY IS BANK」の様子
第7回食育指導講座の様子